近年静かに認知度を高めている「スリランカカレー」をご存じでしょうか。私のおすすめは、ひと味違うこのカレーです。
日本人にとってカレーと言えば、「バーモントカレー」などのカレーを思い浮かべると思いますが、ここ数年、インドカレー店だけでなく、日本人が作るスパイスカレー料理店も急増し、雑誌などでもよく特集されるようになってきました。
日本のカレールウを使ったカレーとは違って、スパイスカレーは小麦粉や牛乳が入っていないので、よりスパイスの薬効が感じられます。
なんか体がだるかったり、重かったり、疲れが抜けないと感じるときってないでしょうか? 「ウコンの力」や「メガシャキ」ではないですが、スパイスカレーを食べると、血行促進、健胃効果、消化促進効果など、さまざまな薬効のおかげですぐに元気になれるので、「だるいときには、スパイスカレー」です!
中でもスリランカカレーは、日本人の口に一番合うのではないかと思います。
スリランカカレーは、ココナッツオイルでスパイスや具材を炒め、ココナッツミルクで煮て作ります。基本的には具材をココナッツミルクで煮込んだ煮物なので、油っぽさがありません!
そしてモルディブフィッシュという、かつおの一種を干してフレーク状にしたものを一緒に煮込むカレーもあります。まさにかつおだしが隠し味になっているのです!
基本的に1カレー1具材で作ります。肉や魚の辛めのカレーから1種類と、野菜や豆の優しい味わいのカレーから1~2種類、副菜のサラダなどをライスの上によそって、辛さや好みによって分量を調節し、混ぜながら食べます。同じカレーでも、自分好みに味変できることもお勧めポイントです!
肉や魚のカレーには、チキン、ポーク、カツオ、小魚、エビのカレーなどがあります。
野菜カレーにはカボチャ、ジャガイモ、インゲン、オクラ、ナス、豆といった日本でもおなじみの食材から、バナナの花、マンゴー、ジャックフルーツといった南国フルーツのカレーまでさまざまな種類があります。
よろしければ是非、スリランカカレーをお試しください!
(TTL制作部 M.K.)