日本メディカル議事録サービス(JMMS)について気になるのは、実際のところどこからどんな仕事を引き受けているか、という実績ではないでしょうか。
お客様はさまざまです。大学の附属病院の治験の委員会についても幾つかの大学のものを手掛けています。また、国立系の研究所から会議やシンポジウムの文字おこしの依頼も受けています。医学系学会の報告も手掛けていますし、製薬会社がドクターを招いて開くアドバイザリーボードなども承っています。
中でも目立つのは、製薬会社由来のものです。お手伝いしている製薬会社の数から言えば、50社以上あるのかもしれません。ただし、製薬会社から直接ご依頼いただくのではなく、私たちが下請けの下請け、つまり孫請けか、さらに曾孫請けのかたちでお手伝いするケースの方が多いのが実情です。製薬会社の業務はサプライチェーンが長くて弊社はその末端に位置しているわけです。
したがって、製薬会社由来の件の話に限ってみても、どこの製薬会社なのかというのは、下請けの身分でははっきりとは書けません。少しだけほのめかしてみると、例えば新型コロナのワクチンやその他の薬剤を作っていたり、開発途上である企業が国外で数社ありますが、その何社かの日本法人についてちょくちょくお手伝いしているところです。製薬会社の売上げ世界ランキングに入ってくるような会社です。とはいえ、弊社は、ほとんど孫請け、曾孫請けですので、別にそれ自体は私たちの自慢でも何でもありません。製薬会社の方は弊社をまったくご存じないでしょうし、私たちは私たちでご依頼いただいた「アドバイザリーボード」の録画に向かって脇目も振らないでしっかりと文字化してお納めするだけです。
ところで、製薬会社の業務を弊社にご依頼いただく中間の会社は、東京や大阪に所在地を持つ会社が多く、その数は数十社を数えます。業種は、広告代理店、翻訳や通訳の会社、会議運営代行、企画会社、出版社など、本当にさまざまです。これらの会社は、文字おこしの業者を手配する会社ですので、その手配のプロの方々といえるでしょう。実は、サプライチェーンを結ぶこれらのプロの会社に選ばれることが私たちのプライドになっています。考えてみれば、弊社は地方都市の金沢を制作拠点にして活動しており、その点では、地方企業のハンディキャップを負っているはずです。しかし、にもかかわらず、プロの方々のお眼鏡に適い、利用され続けているというのは、自分たちのことながら凄いことだと思うのです。腕一つで地歩を固めている、と言ったら格好付け過ぎでしょうが、制作物のクオリティーで勝負しているのは事実です・・・。
「実績は?」と題しながら、話が横道に逸れてしまったようです。実績は結局つまびらかにできず、エンドユーザーというよりも中間の会社の話になってしまいました。とはいえ、弊社が請け負っている医学系の業務について大枠は説明できたと思いますが、いかがでしょうか。
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日本メディカル議事録サービス (JMMS: Japan Medical Minutes Service)
E-mail: JMMS.info@gmail.com
Site URL: https://www.jmms-adrs.com/
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